パーコレーターの使い方

シンプルな外観、シブいです
アウトドア好きならご存知のパーコレーター
中にコーヒーの粉と水をセットして火にかけるだけで出来上がりと簡単
このパーコレーター、使用方法がわからない所有者からの預かりもの
使い方をマスターして教えてくれということですが、恥ずかしながらボクも初めて使います
シンプルなほど難しいっていいません?とにかく自家焙煎珈琲のカリスマ田口護氏監修「コーヒーの事典」を見ながら試してみましょう
中身はコーヒー粉を入れる管が通ったバスケットと金属製フィルター
抽出の仕組みはポット内で沸騰したお湯が蒸気圧によって管を上昇し、上部のガラス部分に噴出してコーヒー粉の上に落ちることでコーヒーが抽出される
*バスケットに粗挽きのコーヒー粉25g(二人前)をセット
金属フィルターの目が粗いのでコーヒー粉も粗挽きで
今回使用ビーンズははグアテマラのフルシティーロースト(中深煎り)
浅煎りの豆はタンニンが出すぎて嫌な苦味になる、とかいてあるので却下
*ポットに水を注ぐ(300cc)
本には二人前250ccとなっているが、これじゃあ一人当たりの飲める量が少なすぎるので独断
*水が入ったポットに管のついたバスケットをセット
*バスケットの上に金属フィルターをかぶせる
*フタをして弱火にかけて沸騰させる
*しばらくするとフツフツと沸騰し始める。抽出中はふたを開けないこと。沸騰してから2~3分が目安。
ここが山場です、出来上がりポイントの見極めは目視で(早く引き上げてしまうと薄くなり、やりすぎるとエグ味が出てしまうのでは)ちなみに沸騰してから2分30秒でいい感じのコーヒー色になったのであげました
*出来上がり
トールサイズのマグにたっぷり入りました、コーヒープレスで淹れたような半透明の見た目
ポイントは
*豆の挽き具合(粗挽き)
*沸騰してから引き上げるタイミング(2~3分)
このポイントを抑えれば簡単です、ポイントを抑えれるまでつくるのみです(何度か使って自分なりのテッパンを掴んでくださいと所有者に伝えます…いい加減な説明やな)
キャンプの早朝、こんなコーヒーが飲めたらかなり満足できます。アウトドアに限らず「簡素な道具で手軽に淹れられるので、家庭でもう少し取り入れられてもいいかも。」という田口氏にも賛成です
そしてマイパーコレーターが欲しくなりました
「コーヒーの事典」
colemanのパーコレーター